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医院方針
自覚症状のない生活習慣病の診療は特に注意を払っています。
糖尿病をはじめとする生活習慣病は、自覚症状のないまま進行します。例えば健康診断で数値が良くないと指摘されても症状がないため、「本当に病気なの?」「何が問題なの?」と受診をためらいがちです。そこで単に数値が悪いとお伝えするのではなく、「ここが問題で数値に異常が出ている」「放置すると重大な問題につながる可能性がある」など、その検査結果の意味を詳しく説明しています。そのうえで、今ここを注意すれば改善できるかもしれないと、数値の意味、病気になったら困る点とその改善点に気づいていただくようにしています。
生活習慣病は、文字通り普段の生活習慣が重要です。そのため初診の際には患者さまの生活背景、家族構成、食生活などを事細かに質問します。あわせて治療の必要性やお薬の作用・副作用についても説明して、ご理解いただいております。
また、検査結果はできる限りリアルタイムで知っていただけるように、血糖やHbA1cなどの糖尿病検査は受診日に、他の血液検査結果もご希望があればメールや電話などでお伝えします。
私について
父の影響から医師になりました。糖尿病の治療に尽力しています。
父の影響から医師になりました。糖尿病の治療に尽力しています。父が内科の医師だったので、おのずと幼少から医師を志していました。勤務医時代は、糖尿病のみならず消化器や呼吸器疾患などの内科診療全般に担当しておりました。この経験から診療の領域が広がり、さまざまな症状や状態を判断するのに役立っています。
糖尿病診療は日常的な体調不良とは異なり、症状がなく患者さまは元気に過ごされている事がほとんどです。それを検査値だけで良い、悪いを説明しご理解いただく事は難しいと感じています。そこで、なぜ検査結果が変化するのか、どうしてその治療が必要、有効なのか、ということを検査結果の良悪だけで判断せずにお伝えするように心がけています。
治療内容に納得していただき、検査結果がよくなったことに喜んでくださる姿を目にする事がやりがいに感じます。無症状の方がいつまでも症状のある病気を発症しない、させない事を目標に診療にあたっています。
患者さまへの想い
どんなことでも話してもらえる医院が目下の目標です。
どんなことでも話してもらえる診療所が目下の目標です。困っていることがあれば何でも相談してもらえる事が実は診療にとても重要だと考えています。患者さまと会話している中で病気の原因が見つかることもありますので、こちらからお声がけや質問して話しやすい環境づくりに努めています。
お話を伺う中で、生活習慣や背景、お薬の管理状況などを知ることができ、そのことが治療を行っていく上で有益な事が多く、より良い治療や療養環境を整える事につながります。そのため、診療では先入観を持たず、患者さまの生活背景を含めて考えるようにしています。今後も患者さまの訴えに耳を傾けながらも、あらゆることを想定し、診療にあたっていきたいと思います。